北方水滸伝

だいぶ前に買って読んでなかった北方水滸伝(文庫版)をようやくよみはじめました。
北方さんと言えば漢な話を書くことで有名ですが、水滸伝もすごいことになってました。はじまりからしてちがいます。山にのぼって仙人に会いに行くとかじゃないんです。始めは王進の視点で話が進んでいくんですが、この王進が北方三國誌の呂布ばりにかっちょいいのです。脱帽しました。
ただ、かっこよすぎて水滸伝じゃないみたいなのがちょっと残念(((^^;)

ストーリーは、水滸伝をベースにして北方さんが想像を膨らませて書いた水滸伝エンギってかんじです。合う合わないはあると思いますが、渋い漢たちの物語に興味があるかたはぜひ読んでみてください!