高尾山をのぼったよ!

ミシュランにものった高尾山にハイキングにいってきました。足が筋肉痛で寝れない><
疲れたけど楽しかったです。

のぼりは6号路、沢沿いの道を行きました。水の流れる音を聞きながら歩いていてとても気持ちよかったです。道はかなり細くて、上から来る人がいたら立ち止まって道を譲らないといけないくらいの細さ。しかもかなりぬかるんでいて歩きにくかったです。でも水分が多い土のためか、植物がたくさん生えてて緑がとてもきれいでした。とくに目を引いたのはシャガ。白くてやや小ぶりだけどゴージャスなつくりをした花で、葉がつるつるで滑りやすいので、よくお城の中に植えられている植物なのですが、高尾山にもモサモサ生えてました。あと、なぜか6月に咲くはずのアジサイが完全に枯れてたりしました。枯れたアジサイには大きなカタツムリがくっついてて、あんたこんなとこいたらひからびるわよ!とか思いました。
6号路をずんずん歩いていくと、あと少しで頂上というところで完全に水際のドロドロの部分を登っていく正規ルートと平行して走っている別ルートへの迂回路に分かれるポイントに到着。滑りやすいってもんじゃなく、完全に水が流れてるところを足場にして上っていかなくちゃいけないような道になってしまったので、体力(主に私の)を考え迂回して別ルートへ。ちょっと歩くと人が3〜4人並んでもあるけるような広いハイキングコース、5号路に出ました。6号路が険しい山道という感じだったのでものすごく平和に感じました。ちょうど山際の道のようで、景色がめっちゃきれい。子どもたちが大声でやっほー!!って叫んでました。山彦きこえるかなー?ちょっとこの山の並びじゃムリだね(^^;)5号路を歩いていると、山にそってひらひらと白いものが舞い上がっていました。よく見たらそれはサクラの花びらでした。もう4月末だけど、山の上では桜が少し残っててそれが風に乗って山の下から上にゆっくりと吹き上げるものだから、まるで蝶が舞っているようでとてもきれいでした。その光景にはまわりを歩いていた子どもたちも感動したみたいで、サクラが飛んでる〜と興奮気味。ああ、こういうのってなごむ☆
最後は階段で山頂へ。もうこのころには休憩もあわせて2時間弱あるきっぱなしだったので、へとへと。(へとへとなのは私だけでしたがね><)ちょうど前を歩いていた小学4〜5年生の男の子が「あと20段だ!」というから思わず反応して「え〜、ほんとに?」なんて疑いながら上をみたら本当に20段くらいで頂上でびっくり。「うたがってごめんなさい!!!」と少年に謝りつつようやく到着。ヤッター!

山頂には感動的な光景が・・・と思ったけど、待っていたのはものすごい人。お昼ちょうどくらいについたので、みんなお弁当を食べてました。いいな〜。お弁当らしいものを持ってきてなかったので、山頂にあるお蕎麦屋さんでかけそばをむしゃむしゃ。外のベンチで日向ぼっこしながらまったり子どものころの話とかしてました。家族連れが多くて子どもが多かったものでついそんな話題になったのだけどね。

帰りはつり橋がみたい、ということで4号路を降りていきました。山は登りよりくだりの方がつらいとはいうけれど、本当につらかった!歩き始めたら足がガクガクで思うようにコントロールできないのです。前に進むだけで精一杯で、踏み外して転んだり落ちたりしないようにかなり真剣に歩きました。一緒にいった人は40km登山経験者というのもあってものすごい余裕な歩きっぷり。こっちがやばいくらい真剣な分、嫉妬とかでちょっとイライラしながら歩いていたらやっとこさつり橋が!ちょっとテンションアップ。つり橋は思った以上に頑丈で、風が強い日の歩道橋くらいの揺れでした。び、微妙・・・。つり橋を超えると1号路に合流。ほとんど平らな道になりました。もう、山道じゃなくて完全に一般道でした。舗装されてたし。
私の足がもうもたなそうだったので、帰りは途中からリフトに乗りました。ロープウェイじゃなくてリフトです。スキー場にあるのと同じの。2人乗りでつかまる場所が両サイドにしかない上に、下りなので前に落ちそうでちょっとこわかったです。だけど新鮮でした。

降りた時間は14:30くらいだったかな?時間配分もコースも大正解だった気がしました!


帰りはちょっと時間に余裕があったので、駅前のトリックアート美術館へ。こちらも登山帰りの家族連れに混ざって遊んできました。ホンモノがあるかのように描かれた絵がいっぱいで、思わずだまされてしまうものがいっぱいありました。いちばんだまされたのは狭い場所の床の上に描かれた1万円札。庶民なんで思いっきり反応してしまいました。絵かよ!ってね(笑) 誰だこんなん描いたのは><

帰りの電車はへっとへとでしたが、自分よりお年をめした登山客にかっこよく席を譲って立って帰りました。いいことしたあとは気分が良いものです(TvT) 普段インドアなイベントばかりなので、こういうアウトドアなことがあるととても楽しく感じます。また秋に涼しくなってきたら行きたいなと思いました。運動はできないくせに、ちょっとアウトドアの方が好きなんだなと思った一日でした。