119通報

真夜中。グーグー寝ているといきなりすごい音がして飛び起きました。火災報知機の音です。深夜2時です。しかも隣の部屋から聞こえます。こ、こわい!!びっくりして外をのぞいてみると、向かいのアパートで飲んでいたらしきあんちゃん2人が外に出てきて、私の部屋の真下を指さして「ここじゃね!?」などと言っています。真下かよ!!!!!もしマジ火事だったらうちも燃えてしまう〜>< 煙くさいとかはありませんでしたが、とにかく近所迷惑ってもんじゃないくらいすごい音だったので、仕方なく119しました。
「火事ですか、救急ですか」
「住んでいるマンションの火災報知機がなり始めて止まらないんです」
「住所わかりますか」
「○○○です」
「煙のにおいなどはありますか」
「いえ、特にありません」
「あなたのお名前は」
「○○○です」
「別の方から同じく通報を受けていて、今消防隊が向かっています。しばらくお待ちください」
「すみません、よろしくお願いします。」

とりあえず火事だったら困るので、着替えとかした方がいいんだろうか。と思いつつ、消防隊の到着を待つことに。約5分後。消防隊が来てもまったく鳴りやまない報知機。野次馬で、消防隊好きの私は馬鹿だからずっとベランダから外を見てました。オレンジだ!ポンプ車だ!すると、マンションから男の人が出てきて場所を案内してました。彼が通報したのか?しばらくして報知機の音が鳴りやみました。ベランダから出て玄関に回って下を覗き込むと、通報したらしき男の人と大家のおじさんが階段を上がってきました。そのとき私はパジャマでぼさぼさ頭。しかも。。パーカーを着ていたとはいえノーブラでございました(汗)すごいかっこうで出てしまった!とあわてて戻ろうとすると、男の人に声をかけられました。男の人の手には外された煙探知機がありました。
「夜分にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。煙探知器をへこませてしまって、これが原因でした。。」
「そうですか、よかったです!」
そっこうで部屋に戻る私。はっずかしーーー!!!
しかし夜中の2時に探知機をへこますって、、キャッチボールでもして天井にぶつけたのかなあ。とにかく、火事じゃなくて本当に良かったです。