Video Game Live in Japan にいってきた

またまたゲーム音楽のコンサートに行ってきました。プログラムがなかったので思い出せるだけずらっと上げてみました。いっぱい抜けてるはず。。こんな感じでいっぱい演奏してくれましたよ☆↓

・マイケルクエスト(ロマンシングサガ
ファミコンメドレー
キングダムハーツ
ソニックシリーズ
スーパーマリオシリーズ
ファイナルファンタジー6〜10(ピアノメドレー)
ゼルダの伝説
メタルギアソリッド
サイレントヒル
スーパーマリオシリーズ(ピアノメドレー)
ワンダと巨像
・HALO
・ミスト
WARCRAFT
・クロノシリーズ
ファイナルファンタジー
スーパーマリオシリーズ(ピアノメドレー)
悪魔城ドラキュラ、キャッスルバニア

1発目はコンサート前に流れてた、一般人作の動画。最初はいろんなゲーム音楽のメドレー。下手うまいアニメイラストと一緒に、いろんなパロディがまざった映像をみました。セフィロスの変なダンスが印象的でした(笑)
次はマイケルジャクソンを偲んで?なんとマイケルクエストが流れました!あの映像とともに。懐かしい、というかこんなところで見ると思わなかった!会場大爆笑でした。しかし、今はもう故人なのですよね。。マイケルのかっこよさをまた一つ確認できました。

コンサートが始まると、出てきた指揮者は白人のかっこいいおじさま!ジャックさん。ゲーム音楽のコンポーザさんらしいです。そして企画者のトミーはラテン系の元気なおじちゃん(といったら失礼?)この方もコンポーザさんです。進行役はトミーさんでしたが、通訳兼司会で女の人が1人いらっしゃいました。とにかく英語でがんがんしゃべるので、まるで英語のリスニングテストのよう!およそ意味はわかりましたがわからんところもいっぱいありました(^^;)

そしてはじまった1曲目は、このコンサートならではの、映像と音楽の融合系。ファミコンメドレーでした。曲がいっぱい過ぎて1つ1つは覚えてませんが、映像はプレイ画面で、それに合わせて音楽を演奏するという感じでした。先月行った同じくゲーム音楽のコンサートであるPressStartは映像は流れても音楽とシンクロはしていないのが基本だったので、やっぱり映像があるとちがうな〜と思ったのでした。
映像と音楽が楽しめるのは良かったのですが、会場が大きかったこともあって音はスピーカーを通したものでした。これは正直がっかりでした; スピーカーだとオケの重みが全然でないのですよね〜。あと音の丸みや鋭さが死んでしまう。ここの改善は難しいかなあ・・・。

お次はキングダムハーツ。司会のトミーが英語で、「ディズニーは好きかい?スクウェアエニックスは好きかい?次の曲はもうわかるよな。ディズニーとスクウェアエニックスと言えば、さあ、3,2,1でタイトルを言ってみようぜ!」とのりのりでいってるのに、会場の皆様の答えはバラバラw トミーもずっこけてましたw
キングダムハーツは映像なしではありましたが、光のインストロメンタル版をやってくれました。おおお感動!光はゲームを知らなくても知名度が高いので(宇多田ヒカルの曲でオリコン上位にいたという意味で)、きっと多くの人が楽しめたんじゃないでしょうか。曲は1つが限界でしたね。さすがに。本場アメリカのKHメドレーはyoutubeで見たときすっごくいっぱいやってたんですがね〜。これが日本の限界か!と思いました。スクエニさん、映像くらい使わせてくださいよう。

次はソニックでした。コーラスで「セーガー」を聞きました。ぜいたくだなw
映像はプロモーションのように歴代のソニックシリーズの動画をどんどん流してました。ゲームは数回しかやったことないのに曲がしっかりわかるのがすごいですね。さすが私。じゃなくて、さすが名作です。横スクロールアクションから3Dになっていく様がすごかったです。
ソニックだけでなく、次のマリオ、ゼルダも同様に昔からの映像とともに演奏してくれたのですが、何やらいろいろ歴史を感じました。マリオは、なんだかんだでほとんど知ってる、やったことがあるというのがすごいな〜と思ったり、ゼルダはどんどんイケメンに、リアルになっていくのがすごいなと思ったり。いやあ、Wiiのリンクはほんとかっこいいですよね。見ててうっとりしてしまいます。

1部の中盤あたりで、観客参加型のイベントがありました。巨大画面でゲームをし、ゲーム画面に合わせてオーケストラ演奏をするというもの。参加したい人手をあげて〜と募集して出てきたのは、なんと2人とも白人の元気な青年たち。ここ日本なのにw 1人目の人は無事にクリア。2人目の人はなかなか進めなくて会場のみなさまに応援されるも、途中でゲームオーバー。ちょっとかわいかったですw ゲーマーの国境を越えた何かを感じました。

続きましてオーケストラはちょっとお休みでピアノ演奏によりファイナルファンタジーを聞きました。演奏してくれたのは、なんと、youtubeで有名な、目隠しをしてランニングに短パンでマリオのすごい演奏を披露していたピアニスト、マーティンさんでした!まさか生でみることができるなんて・・・!あのあけっぱなしの口、忘れてないよww 目の前で信じられないほど高速な手さばきでどんどん演奏していくのが、ほんとにすごかったです。手の動きが、まじでやばい。演奏された曲は、ファンファーレ、ティナのテーマ、エアリスのテーマ、片翼の天使、アイズオンミー、Liberi Fatali、メロディオブライフ、ザナルカンドにてなど6〜10で7、8が多めでした。海外で人気なのはそのあたり、ということですね。
そしてFFメドレー時も映像なしでした。というか、このコンサートはスクエニ系すべて映像なしだったのです。任天堂はいっぱい出してたのにね!!


第2部はサイレントヒルメタルギア、ワンダ、HALOとアメリカのゲームの音楽をずっと聞いてました。この部はもはやピコピコゲーム音楽ではなく、映画のプロモーション映像を生演奏で見るという感じでした。特に海外のゲームの音楽は、コーラスが必ず入っていてどれも同じに聞こえてしまったのですが、どんな内容なのか気になるような神秘的なものばかりで、すごく世界に引き込まれました。よくわからないけどスケールがでかかったです。

第2部で個人的にうれしかったのはクロノトリガークロノクロスが聞けたことです。PressStartのとき、光田さんが来ていた年は見に行けなかったので、今回演奏とともに光田さんも見れてとてもうれしかったです!光田さんはクロノの曲を書いたとき、若干二十歳くらいで、とにかく曲を書くのに必死だったそうです。すごい!あんたやっぱり天才だよ><。クロノクロスの演奏では、なんと、指揮者が自らギターをかき鳴らして演奏してました。ジャックかっこよすぎw 冒頭のフルートソロとかほんとうにしびれました。なんていい曲なんだ!!

2部ではほかにびっくりしたことが2つありました。1つはゲームの基礎を作り出したといわれるアメリカのなんとかさんというおじいさんと、なんと、スカイプでお話をしたところ。スカイプですよスカイプ!だれでも気軽に生中継できる時代なんですね〜。そして彼がいなかったらゲームそのものがなかったのかと思うと感慨深いです。そして、数々の名曲を生み出したマリオやゼルダの作曲者、近藤さんによるピアノ演奏!感無量でありました。

アンコールでは、FF7片翼の天使を聞きました。ここではトミーがのりのりでエレキを演奏。ジャックも指揮をしながらモニタに顔を近づけたりとおちゃめ満載でした。また、再度マリオピアノのマーティンさんも登場してオケと一緒に演奏。最後はキャッスルバニアで締めでした。


眠くなってきたので尻つぼみになっちゃいましたが、アメリカのノリでとてもクラシックコンサートとは思えない盛り上がりでした。どちらかというとライブのノリですね。とても楽しかったです。また来年もあったら聞きに行きたいなと思いました。